Simple Membership エラーメッセージのカスタマイズ3選【会員サイト】
WordPressプラグインであるSimple Membershipを使って会員サイトを構築すると、いまいちな日本語翻訳がイマイチ過ぎて悩まれると思います。
例えばこんなメッセージですね。そのままではこのメッセージが表示されます。
日本語がかなりあやしい、、
これらのメッセージはプラグインでも変更可能ですが、ログインURLなどを自動で埋め込むにはフィルターフックを利用してカスタマイズしておいた方が便利です。
今回ご紹介するコードをカスタマイズでおなじみ function.php に記述していくことで、エラーメッセージを上書きすることができます。
ログイン制限メッセージのカスタマイズ
冒頭でご紹介したこちらです。まずはこれを修正していきます。
メッセージカスタマイズ方法
まずはコードのご紹介
swpm_not_logged_in_post_msg というフィルターフックを利用して、メッセージを上書きしています。
add_filter('swpm_not_logged_in_post_msg','custom_not_login');
function custom_not_login($text){
$login_url = SwpmSettings::get_instance()->get_value( 'login-page-url' );
return '本コンテンツは会員専用になります。'.'<a href ="'.$login_url.'">ログインはこちら</a>';
}
ログインURLも管理画面の設定値を取得し自動で埋め込んでいます。
カスタマイズ結果はこのようになります。
閲覧制限コンテンツのメッセージカスタマイズ
会員レベルに応じて閲覧制限をしている場合、会員レベルを満たしていない会員の場合はエラーメッセージが表示されます。
このメッセージをユーザが見ても「あなたの会員レベルでは閲覧できませんって言われても、、じゃあどうすれば見えるの?」となってしまいます。
ここは有料会員へ誘導する絶好のチャンスですので、メッセージを修正したいところです。
メッセージカスタマイズ方法
swpm_restricted_post_msg というフィルターフックでメッセージを上書きします。
add_filter('swpm_restricted_post_msg','custom_restrict');
function custom_restrict($text){
return '本コンテンツを閲覧するには有料会員登録をお願いします。'.'<a href ="#">有料会員登録はこちらから。</a>';
}
カスタマイズ後はこちらのメッセージが表示されます。
これで有料会員へ誘導できます!
会員登録済みの場合のエラーメッセージ
ログイン済みの会員が会員登録画面に遷移してしまった際に表示されるエラーメッセージです。
こちらは翻訳すらされていません。すぐにでもメッセージを修正したいですね。
メッセージカスタマイズ方法
ここで利用するのは swpm_registration_form_hidden_message というフィルターフックです。
add_filter('swpm_registration_form_hidden_message','regist_message');
function regist_message($text){
return 'すでに会員登録済みとなっております。引き続きコンテンツをお楽しみください。<br>';
}
まとめ
本記事では3つのエラーメッセージカスタマイズ方法をご紹介しました。実際にはもっと多くのフィルターフックが用意されていますので、様々な箇所のメッセージがカスタマイズできます。
また、ログインURLの自動埋め込みだけでなく「会員登録URL」や「会員登録案内ページのURL」なども自動で取得してリンク先として自動埋め込みすることができます。
詳しくは下記までお問合せ下さい。